やまかん日記

幼児教育・学校教育

やまかん流☆ここで活かせるカウンセリングスキル最新号は?3月号

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 連載第9回目になります。ぜひご一読ください。
 
やまかん流☆カウンセリングスキル(9)
物の貸し借りについてのやりとり―エピソードを使ったトラブル解決―
仙台市立沖野東小学校教諭八巻 寛治
 
2013/2/28 掲載

 「2月は逃げる」の言葉通り、他の月に比べて日数が少ないこともあり、知らぬ間に3月を迎える感覚があります。学習もまとめの時期に入り、評価に関するワークテストなども頻繁に行われるために、学習に苦手意識を持つ子にとっては、焦れば焦るほど学ぶ意欲を持てなかったり、ストレスをためやすい負のスパイラルになりやすい時期であるとも言えます。
 「未履修問題」が話題になり、教科の時数が戻った現在においては、授業時数と学習内容の充実を背景に、履修に関する漏れがないようにしっかり確認することが多いです。よって、学習用具の忘れ物は、子どもたちにとっても、われわれ教師にとっても微妙な問題になります。
 今回は、高学年の学級活動で活用できるシナリオを使ったロールプレイを取り入れています。高学年特有の遠慮し合う関係から、自分の気持ちを適切に伝えて、自分もよく相手もよい関係に醸成していくために、日頃のトラブル場面を元に、主張的に課題解決していくことを体験します。

 

物の貸し借りについてのやりとり

 

1ねらい【高学年の学級活動】

 友達との貸し借りで起こりがちなトラブル場面を元に、貸した側と借りた側の間に意識の違いがあることや、伝え方が適切だとトラブルになりにくいことに気づくことができる(習字道具の貸し借りを例に)。

 

http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/cskill/?id=20130132